スポーツがきらい 内出血で黒ずんだ腕と、突き指で紫色に変色した指を眺めている。 今年から男子バレーボール部の”顧問”を拝命した。新型コロナウイルスの蔓延で大会は軒並み中止、3年生は試合をすることなく引退、新入部員は1人だけ、体育館(の4分の1)には4人だけが残された。バレーボールは6人制であり当然バレーボールはできない。経験者は2人、未経験者は僕を含め3人、朝練をさせるほどのガチンコの顧問を持つ女子バレーボール部と男子バレーボール部の両方を教える外部コーチが1人。僕は当然ガチであるはずはなくそもそもガチであれば僕の腕と指が黒とか紫でコーティングされることもなかった。前任の常勤講師は講師であるがゆえに別の学校に異動し、しかし近所であるがゆえに別の学校...2020.08.13 16:37雑感
麻雀、人間性の発露 麻雀、というボードゲームを御存じであろうか。 麻雀という言葉からはなにか饐えたにおいがする。タバコとアルコールと下品な冗談のにおい。そこに往々にして金が絡むからさらにたちが悪く、さっきまで和やかな空気だったのにいつのまにか一触即発になっていることもしばしばなのだ。 将棋、囲碁、チェスなんかのボードゲーム(なんかこれらを「ボードゲーム」と括ることもおこがましさを感じてしまっているが)はなにか崇高さを感じる。AIとの勝負を持ち掛けられ、負けた途端に「人類の敗北」みたいな見出しがつくのは、これらのボードゲームが人間性の象徴のように受け取られているからだろうか。しかし、饐えたにおいのする麻雀では人間性の崇高さが取り沙汰されることはなく、打...2020.04.30 13:16雑感
「居酒屋の常連」学街の居酒屋は、街の定点観測所である。みたいな、格言めいたものを思いついたので、枕に置いてみた。しかし、これは確かにぼくの実感なのだ。そして、この後書かれるあれやこれやは、新卒の時分から4年間、週に一回ペースで通い詰めた居酒屋への謝辞である。 4年前の3月下旬、採用された会社に出社しやがれとの指令が下り、部屋がないのでウィークリーマンションで寝泊まりしていた時、その居酒屋に入った。変に男子寮で鍛えられていたぼくは、新人のぼくをまったく飲みに誘わない職場の先輩方に物足りなさを感じてしまっていた。それが、「独り居酒屋」へと駆り立てたのだ。しかし、恐いことには恐いので、お守りの本を携えていった。独り、居酒屋へ本を読みに行く。 そして、いつの...2020.02.14 16:13雑感
宮内悠介『偶然の聖地』感想 あたまでっかちで世間知らずの旅 今、テレビで芸能人の作品を「才能アリ」だとか「才能ナシ」だとか判定している。「才能」……こういうテレビを見ていると「才能」とは相対的なものである気がしてくる。俳句の権威が「この句は良い」と言うから「才能アリ」、生け花の権威が「この生け方はダサい」と言うから「才能ナシ」、権威あるだれかに認められてこそ「才能」なるものは見出される。でもしょうがないのかもしれない、ぼくは「才能」を絶対的なものとして捉えたいけれど(うちの子はやっぱり天才!!、みたいに)、そう信じているぼくだって勝手に他人と比較して自分に「才能ナシ」の烙印を押している。 車の試乗に付き合わせた友人に「お前の運転の練習がてら明日旅行行こうぜ、明日暇?」と誘われた。よっぽど下...2019.05.02 14:31雑感読書SF
△□さよならさんかくまたきてしかく。ないものねだりは人の性で、隣の芝は青く見える。どれだけ手に入っても手にいれてないものを欲し、誰かさんは「足るを知る」とか言い出す。僕にとっての青い隣の芝は東京だ。べつに東京は最高にいいところではない。基本的に汚いし、人も多すぎる。でも。なんでもある。なんでもできる。そして。なんにもない。なんにもできない。そんな街。そんな街で僕にとって輪郭がはっきりしている人と会うのが楽しい。さらに、そうではなかった人の輪郭がはっきりしてくるのも楽しい。いまいるところに不満があるわけではない、ただ「なんかちげーな」という違和感に付きまとわれているだけだ。でも、それがケの日常の常なのかもしれない。違う気がする。しかし、東...2017.08.08 03:05雑感
空っぽの自分を埋めるために 今日も近所のつまらない大型書店を訪れた。その大型書店は(一顧客の言としてはクソ生意気だが)全く売る気が見られない。こんな売り方をしているようじゃアマゾンに潰される日も近いんじゃなかろうか、と思いながら(その書店では)鈍ったアンテナを張り、本を物色する。今日はなんのためにここに来たんだっけな、とか頭の片隅にちらつきながら一冊、二冊と持って歩く本が増え、あ、聲の形のBlu-rayを買いに来たんだった、と思い出したころには購入予定の本は四冊になっていた。今日の気分は頭を使いたい、だったらしい。『ウィトゲンシュタイン入門』『近代 未完のプロジェクト』『物語を生きる 今は昔、昔は今』『竹取物語』。思わずにやける。僕の暮らしている部屋に戻れば...2017.05.21 15:52雑感
読点だらけの中途(そしてこれからもずっと中途)の報告 世間は存外、平坦だった、 これはぼくのせいなのだろうか、「社会の荒波」などということばに込められているように、社会なるところはざっぷーんばっちゃーんうわわぐわわわああキャーーひょーってところじゃないのだろうか、ただぼくがめぐまれている(?)だけなのか、それとも、いまは荒れていないけれどもとおい地でドカーンバキキと地震がおこってごごごごごと津波が迫っているのだろうか、 改めよう、「ぼくの」世間は存外、平坦だった、 おもえば、2016年もそして現在進行形の2017年もなんだか面白かったor面白そうな年だ、それだけ社会は大きく動いていて、毎朝、毎昼連日の面白そうなニュースを取り上げ、まるで身内を殺されたみたいに哀しみ、まるで身内の仇であ...2017.02.11 17:49雑感
かなしさとなさけなさとにつつまれて古巣へかえす年末のバスモテない理由がわかった気がした。交わされる言葉の応酬、キャッチボール。ただ投げ合うだけだと面白くないから変化球も交えながら。ギリギリキャッチできるだろうボールを投げて、簡単すぎないように。こんなに難しく考えなくたって、普通にできてるはずなのに。ぼくは"萎縮"してしまっているらしい。いやはや、なんとも情けない話である。あれは、、、緊張していたのだなあ。タハー。このことに、大学時代は気付けなかったのもヤバい。ちょっとだけある恋愛の失敗から導けなかったぼくは無力だ。なんか、すげーやべーなってなってる。こんな童貞根性丸出しじゃ未来がない!あっ、、、スゲーなって思う。自然に異性を喜ばせる、面白がらせる彼ら。すなわち普通の人たち。いつそのスキル...2016.12.22 05:13雑感
WiiUソフト「ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス HD」感想 恥ずかしながら、ゲーム好きを、しかも任天堂派を名乗っていながら、「ゼルダの伝説」シリーズはプレイしたことのなかった僕。理由は「怖いから」。ダークな世界観、気持ち悪い敵(リーデッドとかライクライクとか)、その場その場での判断が求められるアクションゲーム、などなどの要因を前に尻込みしてました。 いま、このゲームをプレイしていなかったことに、ただただ、後悔、しております。2016.10.11 14:45ゲーム雑感
ながいんだかみじかいんだか ブログ開設一年が経過!!! こうして一年という区切りにブログを更新する必要性はまったくと言っていいほど無いのだけれど、区切りは区切り。最初の一年が続いたってわりと大事なんじゃないかなあと思うんですよね。続けることがなんとやら、とか言います。もうカビが生えてそうな「継続は力なり」なんて言葉あります。 ということで。 こんな記事を見ているような人は、何回か訪問してくれてる人たちだと思います。ありがとうございます。 ブログなるものは、読者(つまりはあなた)に有益な情報を提供しないといけないらしいですね。初めて知りました。ブログ始めてブログ界隈の人たちとか、ブログ論なるものとかが目に入るようになりまして、字を読むことは嫌いではないので目に...2016.08.08 12:19雑感