2020/05/03


 日記。


 東京との直接的なつながりがない土地に引っ越し(できるらしいが7年後)、どうやって東京行こうかなあと思ってたらStayHome期間とやらで家に閉じこもる毎日。なんだ、StayHome期間って。小池都知事(に限らず政治家の)のカタカナ語戦略は鼻につくな、と思う。なんだかバカにされてるんじゃないかって気がするの。ほら、口に出しやすいでしょ? ってな感じで。


 部屋に閉じこもることは全然苦ではないと思い込んでいたけれど、なんだかもっと気持ちは複雑らしい。何をしてもいい、という中で「あえて」部屋に閉じこもることが楽しいのであって、部屋に閉じこもる「だけ」しかできないとなると結構ストレスなんだなあ。早く居酒屋に行きたい今日この頃。


 引っ越す前に行きつけだった居酒屋の大将と一週間前くらいにオンライン飲み会をした。これじゃ居酒屋じゃなくてお弁当屋だよ、と言って笑う大将は強いな、と思った。行けるんだったらお弁当食べに行きたい。


 オンライン飲み会といえば、たくさんいろんな所属の人たちとやってる。止め時がホントに分からなくて、友人Aとはどちらが先寝落ちしてしまったかで勝負をしているし(2勝1敗2分)、友人Bと友人Cとは一緒にテレビを見てゲラゲラ笑うというまったり空間を醸し出してしまった。なんだこれ。


 昨日はオンライン飲み会ではしご酒をした。2つのグループで飲んだってだけだけども。当たり前っちゃ当たり前だけど、オンラインでも一緒に飲む相手によって自分の対応が変わることが面白かった。はしご時間はたったの5分くらいだったけど、普通にその場に合った自分になっててなによりその変わり身の早さに自分が一番びっくりしている。


 飲んでいるとき飲んでいる自分の姿が常に見えている、というのに慣れない。いつもは見えないものを常に見せつけられている、っていうのはつらいなあと思う。


 動画をとる機会もあった。編集作業でひたすら僕の声を聞くハメになるのだけれど、これもとてもはずかしい。ぼくはすこししたたらずなところがあるようですね。ぜんぜんかわいくない。


 職場で切り込み隊長みたいな役割を担わされてしまって、連休明けにぼくは新しいことをやらされるらしい。前職の退職金で買ったこのsurface pro7、大活躍です。おかげで「新しさ」を求められるとき、ぼくに声がかかるようになってしまいましたけれど。


 動画編集は一回性を切り刻み反復できるようにする作業で、その作業の中で「面白さ」をカットしているなあというのが面白い。ライブやそして授業も一回ぽっきりの祝祭なのかな。動画収録したときはおもしろいかもな、と思ったものも編集作業ではマジでつまんなすぎてカットしてる。結果、クソまじめな動画ができあがる。こんなものみせられるやつらに同情をする。


 一回ぽっきりという有限性の中に無限を感じられることがとても特殊なのだと言っていたのは茂木健一郎だったか。その一回ぽっきりを自ら終わらせる、というのも有限を無限だと感じてしまっていることの弊害か。現実感がないのにぽっかりと穴が空いた感覚は、逆にとてもリアルな感覚なのだと思う。


 日記となると文体が変わるかなあと思って書いてみた。麻雀の記事があまりに文章の書き方がピンと来なくて、でもそんなにこだわりがないからアップしたのだけど、「日記」となったら無理やり文体変えられるかなと思って書いてみた。変わってると思う。


 眼鏡を1か月くらい洗ってない。洗ってから寝よう。

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