ガンプラ「RG 1/144スケールモデル ウイングガンダムゼロEW」製作感想

 すべてを消し去る…戦うもの、すべてが敵だぁーっ!!
 と、いうわけで、「リアルグレード 1/144 スケールモデル ウイングガンダムゼロ EW」を思いつきで買ってきたので、製作しました。あ、このモデルのレビューではないので、悪しからず。

 ウイングガンダムゼロEWってなんぞや?という方のために、小冊子についてた概要引用。


XXXG-00W0 ウイングガンダムゼロは、OZを出奔した技術者たちがトールギスを超える究極のMSとして開発した機体である。まず彼らは、MSの最もソリッドな状態で創り上げるため、トールギスに匹敵する機能を持つ躯体として’’ゼロフレーム’’を設計した。これはフレーム単体でトールギスに匹敵する機能を持つ一方で、トールギスと同様の問題も抱えてしまった。すなわちウイングガンダムゼロは「人が制御できない機動兵器」だったのである。だがそれは主に制御系全体を含むマンマシンインターフェイスの問題であり、それを解消するシステムの原型も設計されていた。それが’’ゼロシステム’’である。ゼロシステムは、コクピット全体を高度なフィードバックシステムとし、パイロットのコンディションやメンタル面に干渉して、機体の各種センサーがもたらす厖大なデータから導き出された「勝利するための行動」を強制的に選択させることで、人間の限界を超えた機体制御を可能とさせるものであった。しかし技術者たちは、この機体を封印する。それは、そのあまりの威力に脅威を感じたためともいわれている。およそ20年の後、5人の博士はゼロシステムを廃した5機のガンダムをそれぞれ完成させ、ウイングガンダムゼロもまた、ようやく追いついたテクノロジーによって誕生の時を迎えるのであった。


 ……これわっかんねーな。要は「新機動戦記ガンダムW」というガンダムアニメの主人公機。搭乗者はヒイロ・ユイ。本名ではなくコードネームです。「EW」は「エンドレスワルツ」の略で、「新機動戦記ガンダムW」の劇場版。僕の記憶だと「ウイングガンダムゼロカスタム」なんて呼ばれていたような気がするけど、アニメ版と劇場版で同機体である、という公式の認識になったってことみたいですね。


 なんで、劇場版がフューチャーされているかというと、



 

 これの存在である。機械にもかかわらず、翼が生えているわけです。これがカッコいい。アニメ版だと、普通のバインダーがついてるだけ。かっこよさ段違いなわけです。

 幼い頃は、平成ガンダム(宇宙世紀のガンダムではない)だし、機械に羽根とか(笑)みたいに思ってたわけだが、いやー、カッコいいすなー!!!

 リアルグレード(RG)っていうシリーズはかなり精巧な作りをしている。設計図通り作るだけで、精緻な色分けと、かなり広い間接の可動域を実現しているのだ。モデラーでなくてもそれっぽくなっちゃうんですね~、さすがです、バンダイ!

 しかし、かなり小さい。
 したに見えるカッターナイフは鉛筆と同じくらい。この小ささのなかに、パーツが少ないものでも20近く組み合わされている。なので、破損と紛失に注意です。

 さらに、デカールである。
 これがまた、集中力がゴリゴリ削られる作業でしてね。でもこれやるとかっこよさが段違い。
 上がデカールなし、下がデカールあり。脚部を見てもらうと分かりやすいけど、ノペッとした感じがなくなる。締まるというか。でも、デカール付けない方が好きっていう人もいるみたいです。

 プラモデルのいいところは、手にかけた分だけ答えてくれることだと思う。これはフィギュアにはない特性だ。今回は普通の素組みにスミ入れ、デカール貼り、トップコート吹きのみだけれど、やろうと思えば、継ぎ目消し、塗装、ウェザリングなどなど、まだまだ手の施しようが満載である。やればやるほど時間と技術が必要になるが、それにプラモデルは応えてくれるわけである。その分愛着も湧くし、また、僕にしか作れないものが出来上がるわけで。まったく、楽しい体験。これだからやめられない。

 もちろん、ポージングもすごく楽しいですよ。
惚れ惚れするわ~。

今はこんな感じで飾ってあります。

  みなさんも、よきガンプラライフを送らんことを!!!!!(伝われ)


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